女用心棒のバルサ(綾瀬はるか)は、川に落ちた王子チャグム(小林颯)を救い出すが、その際にえたいの知れないものが王子にまとわりつくのを見てしまう。王宮のろうにつながれたバルサだが、二ノ妃(木村文乃)により解放され王子を連れて逃げるよう頼まれる。チャグムには水の魔物がとりつき、それを嫌った帝(藤原竜也)が息子の命を狙っていると言うのだ。まだ幼く、気位だけは高いチャグムを連れてバルサの逃避行が始まった。