鶴見中尉が大泊まで来るとの知らせを受け、豊原で待機することになった杉元一行。山でクズリを獲ると意気込むアシㇼパは、その前にお祈りをすると言い出す。“新しいアイヌの女”でありながら儀式を大切にする姿を不思議に思う杉元に対し、自分なりの考えを述べるアシㇼパだが、どうすればアイヌの文化を残せるのか答えを見出せずにいた。そんな二人の前に活動写真を撮影中という男たちが現れた矢先、樹上からクズリが襲いかかるッ!
クズリは杉元とアシㇼパに倒された。その後、興行主の稲葉からシネマトグラフについて聞かされたアシㇼパは、アイヌの昔話を動きで伝えることを思いつく。稲葉たちを強引に説き伏せた一行はアシㇼパを監督に撮影を行い、芝居小屋を借りて上映会を実施。映像の最後には稲葉たちが撮影した昔の活動写真が足されており、そこに記録されていた父と母の姿にアシㇼパは目を奪われるが、映写機の出火によりフィルムは焼失してしまった。
その日の夜。活動写真で残すよりも自分たちで大切にする気持ちが大事だと気づいたアシㇼパは、守るためには戦う必要があるのかと自問。杉元はこれに異を唱え、アシㇼパに金塊争奪戦から下りてほしいと語るのだった。
Asirpa looks for a way to pass down Ainu culture to later generations.
O grupo de Sugimoto e Asirpa tem alguns dias de folga até a chegada do Tenente Tsurumi. Felizmente, o surgimento de um homem com uma antiga câmera de vídeo trará entretenimento ao grupo e permitirá que Asirpa se conecte ao passado.
Avant de se faire surprendre par un glouton, Ashirpa et Sugimoto font la rencontre de deux hommes se servant d'un cinématographe.
Mentre sono a caccia, Sugimoto e Asirpa incontrano due persone, che gli chiedono di poter filmare alcuni momenti degli Ainu.
Sugimoto und Asirpa treffen auf zwei Männer, die einen Film drehen wollen. Asirpa kommt auf die Idee einige Erzählungen aus der Ainu-Kultur nachzustellen, damit diese der Nachwelt erhalten bleiben.