夏休みが近づき久美子(仲間由紀恵)は、夏目(小泉孝太郎)とハワイに行く妄想を勝手に膨らませていた。3Dの生徒たちも、高校生活最後の夏休みの計画に盛り上がっていた。しかし、猿渡(生瀬勝久)は、問題ばかり起こす3Dを野放しにしないため、期末テストで赤点を取った生徒に、夏休み期間中補習授業を行うことを宣言。さらに「誰一人赤点を取らないなんてありない。もしそんなことが起きたら、逆立ちで町内一周してやる」と3Dを挑発する。怒った生徒たちは、「教頭の鼻あかしてやろうぜ!」とムキになり勉強を始めた。 そんなある日、緒方大和(髙木雄也)たちは路地から慌てて飛び出してきた男たちを見かけた。それは、文化祭の時に衝突した卒業生・郷田(松田悟志)とその仲間たちだった。郷田のただならぬ雰囲気が気になった大和たち。その予想は的中する。刑事が「昨夜強盗事件があった」と、大和たちを疑って話を聞きにやって来たのだ。大和たちは躊躇しつつも、郷田を見かけたことを話した。 翌日、郷田は大和たちが警察に目撃証言したことを逆恨みし、仲間を引き連れて赤銅学院に乗り込んできた。3Dの教室に乱入し、生徒たちを痛めつける郷田。不意打ちを食わされ怒りの収まらない生徒たちは仕返しを叫ぶが、久美子は「何の解決にもならない無意味な争いはするな」と生徒たちを諭した。 しかし、郷田は再び大和や廉(三浦春馬)たちを待ち伏せし、襲いかかってきた。大和たちは久美子との約束を守り、郷田たちにやられながらも仲間を助けようと防戦するが、殴られた廉が倒れた瞬間、積み上げられた資