慎(松本潤)、内山(小栗旬)、南(石垣佑磨)、野田(成宮寛貴)、熊井(脇知弘)の5人がたまたま手配中の連続強盗殺人犯を捕まえたことから、警察に表彰されることになった。マスコミのインタビューを一緒に受けた久美子(仲間由紀恵)は、5人から主役の座を奪って、熱っぽく教育論を語る。これがテレビや新聞で取り上げられて、久美子は熱血女性教師として有名になった。 まもなく、息子の活躍を知った熊井の父親・和雄(六平直政)が、感謝の気持ちを込めて、自分のラーメン店の餃子を職員室に差し入れ。これを見て恥かしくなった熊井は、校内で和雄と取っ組み合いの大喧嘩を始めた。久美子は、必死で止めに入るが、とばっちりでパンチを受け鼻血をタラリ。だが、熊井親子の喧嘩はまだ収まりそうになかった。 人気急上昇の久美子は、教育シンポジウムでのスピーチを頼まれたり、写真週刊誌の24時間密着取材を受けたりして大忙し。さすがに実家の大江戸一家のことは明かせないため、久美子は、編集者の立花(福本伸一)にプライベートの取材は拒否する。だが、このことで久美子の隠された顔に興味を抱いた立花は、しつこくその周辺を嗅ぎまわり始めた。 そんな折、久美子は熊井からの突然の電話で、その父・和雄の急死を知った。慌てて病院に駆けつけた久美子は、泣きはらす母親・雅子(須永千重)や弟妹のそばで呆然とたたずむ熊井を見つけ、精一杯慰めの言葉を掛ける。喧嘩をしながらも父親の背中を見て大きくなった熊井のショックは想像以上のようであった。 初七日が終わった日、久美子は学校を休みつづける熊