中間考査が来週に迫ったある日、久美子(仲間由紀恵)に、静香(伊東美咲)が銀座のクラブでホステスをしているとの情報が入った。たまたまクラブに行ったてつ(金子賢)の話によると、静香は海外旅行の資金を貯めるため週2,3回バイトをしており、学校には絶対バレないとタカをくくっているらしい。最近、静香の遅刻が多いことを思い出した久美子は、気が気ではではない。 そんな折、職員室の猿渡(生瀬勝久)のパソコンに、ホステス姿の静香の画像が送信されてきた。これを見た猿渡は、ビックリして静香に詰め寄る。突然、自分の秘密が暴露された静香は、狼狽して何も反論できない。 この様子を見た久美子は、静香のことが大好きでデジカメで盛んに撮りまくっていた生徒の野田(成宮寛貴)のことを思い浮かべた。久美子の質問に対し、野田はあっさり自分がやったと白状しその理由を明かした。それによると、野田は小遣いで静香にプレゼントをしたのだが、静香はそれを捨ててしまったというのだ。久美子は、自業自得だと言い張る野田を殴り、野田のしたことが男として最低の行為だと諭した。 まもなく、ホステスのバイトの一件がPTAに知れ、静香を処分せよと、との声が高まった。緊急に開かれた職員会議で、猿渡は、静香のクビを主張。これを聞いた久美子は、静香が生徒に人気があり、生徒たちも楽しんで授業を受けていると、猿渡と真っ向から反対。その強硬な姿勢に業を煮やした猿渡は、久美子に思わぬ条件を出した。中間考査の英語の試験で、3年D組の生徒全員が30点以上取れば静香を処分しない、という内容だ。