世界中に感染が広がる新型コロナウイルス。その勢いはとどまることなく、いまだ収束の見込みが立たない。世界全体の感染者数は、3200万人を超え、死者は100万人にものぼっている。 そんな中、感染者数510人(9月26日現在)、死者わずか7人と、封じ込めに成功している場所がある。それが...台湾だ。台湾は、4月以降の市中感染者が「ゼロ」だという。日本や他の国が出来なかったのに、なぜ台湾だけがコロナの封じ込めに成功したのか?その決め手となったのが、「初動の速さ」と「情報の透明性」、そして「政治への信頼」と言われている。 今回番組では、新型コロナを封じ込めたキーマン、陳 時中氏と陳 建仁氏にインタビュー。当時のニュース映像とともに、台湾のコロナ対策の詳細を見ていく。 また、台湾に住む複数の日本人に現地の様子をリポートしてもらった。台湾の企業、観光地、飲食街、学校は、どのようなコロナ対策をとったのか?そして今そこは、どうなっているのか?日本人ならではの視点で取材してもらう。 今回、コロナ対策をうまくやれなかったニッポン、今からでも学べることはあるか・・・。さらに今後、新たな未知のウイルスが再び出て来た時、ニッポンは今回の事を教訓にした対策をとれるのか?様々な視点からコロナを見ていく。