新型コロナをきっかけに、ニッポン企業に「大再編」の波が押し寄せている。とりわけ、人の移動が制限された影響を大きく受けた、外食業界やアパレル業界。廃業、淘汰の動きが拡大している。これまでの店舗営業のスタイルからの業態変更など、危機下の中で様々な取り組みが行われてきた。コロナ拡大から半年。ここに来て、資本力や、新たな「戦略」を持つ企業たちが、「買収」に打って出るケースも目立ってきた。 アフターコロナを見据えた「企業買収」は、ニッポン企業の新しい「夜明け」となるのか。そして働く人々の 明日は?「敵対的買収」「TOB」といった言葉が飛びかう中、企業の現場で何が起きているのか?食うか、食われるか、リアルな闘いを伝える。