中古品の売買が活況だ。「メルカリ」などのフリマアプリの普及や、物価高に伴う節約志向、SDGsへの関心の高まりを受けて、中古品の販売額は6兆2,000億円に達した。そんな日本の中古品は、世界からも「品質が良い」「丁寧に使われている」「しかも安い」と大人気。かつては「メード・イン・ジャパン」が世界を席巻したが、今では「ユーズド・イン・ジャパン」が世界の注目の的。日本人の想像を越えた凄まじい獲得競争を追った。