1970年の「大阪万博」は、戦後の苦難を乗り超え、高度経済成長の真っ只中で迎えた「明るい未来」の象徴だった。しかし今、「ジャパンブランド」は陰りを見せ、日本からかつての明るさは消えてしまった。そんな中、日本が未来に向けて生きる道を示す「2025年 大阪・関西万博」は、建設の遅れや費用の増加などの課題を抱えながらも開幕まで500日を切った。今回の万博で、日本は再び世界を驚かすことができるのか?今こそ本物の「メード・イン・ジャパン」を見せるチャンスだと立ち上がった人たちを追う。