第3戦アルゼンチンGPX。絶好調のハヤト。加賀もニューマシン「凰呀」でコースに姿を現した。だが未だ凰呀に振り回され、思うように走らせることはできない。その走りを見たクレアは凰呀こそアルザードのオリジナルではないかと推測する。 その夜のレセプション、加賀はハヤトが凰呀の正体を見抜いたと勘付き、否定も肯定もなく、逆に穏やかな様子でハヤトに挑戦状を叩きつけ、ハヤトもそれを受けて立つ決意をする。 同・決勝。順位を上げていく加賀だが、やはり凰呀の制御に苦戦する。グレイの「信じてやんなきゃ友達(ダチ)にはなれない。」という言葉を思い出し、思い切りアクセルを踏み込むと凰呀が反応し上手く制御できたのだった。何かを掴んだ加賀はペースを上げていく。 一方、ハヤトはギアシステムのエラーに悩まされていた。このままではすべてのギアが使用不能になるとあり、クレアはわずか数分でミッションプログラムを書き換える神技を披露。ハヤトは加賀との壮絶なバトルの末、見事に凰呀を押さえ込むが直後にリタイヤしてしまった。そして加賀は信じられない想いでそれを見送り、納得のいかない1位入賞を果たす。しかし凰呀の正体を知った今日子が現れ、怒りに震えた様子でトロフィーを破壊してしまった。