LIFTING TURN

第6戦。新型アスラーダはプレスだけではなく各チームからも注目を集めた。予選後、ハヤトは加賀に「僕は僕のレースをする。それしか勝つ道はない。優勝する。」と宣言する。 同・決勝。快調な走りで順位を上げるハヤトは、2位の加賀に迫る。そして、クレアが新搭載した第2ブーストとも言えるスパイラルブーストを駆使し加賀をパス。ハヤトはフィルをとらえる。しかし、アスラーダを避けようとしたレオンとアルザートが接触し、両者リタイヤ。ハヤトは新たに会得した空中で方向転換するドリフト・ターンでレオンとフィルを回避し見事トップに出て、今期初優勝を果たす。 ハヤトは第7戦から第10戦、次々に優勝を手にする。破竹の5連勝に沸くスゴウチーム。一方、フィルの体には限界がきていた。 第11戦。ついに新条がユニオンセイバーからサイバーフォーミュラに復帰を遂げる。ライバルが復活し、ハヤトだけではなく加賀の闘志にも火がつく。その夜、開催されたレセプションでハヤトに声をかけてきた名雲は、ハヤトの父と自分の兄が昔、一緒にアスラーダの開発を手がけ、アルザードはアスラーダプロジェクトから生まれたものだったと言う。アスラーダは父・広之の「サイバーシステムとドライバーのコミュニケーションで共に成長させる」ものだったのに対し、アルザードは名雲の兄の「バイオコンピュータを媒体とした人の脳との一体化」という提案から開発されたものだった。アルザードとアスラーダが同じプロジェクトから誕生した兄弟マシンと知り、愕然とするハヤト。名雲はそんなハヤトの隙をついて、彼を誘拐してしまうのだった。

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  • Originally Aired March 20, 1997
  • Runtime 30 minutes
  • Created October 19, 2016 by
    Administrator admin
  • Modified June 6, 2023 by
    김주형