ハヤトに加賀から事故を起こしたと連絡が入る。加賀もハヤトと同じ感覚に襲われたというのだ。加賀はこのドリンクにフィルとアルザードの秘密があると予想。成分の解析をあすかに任せる。 あすかはドリンクの驚くべき解析結果を報告する。そのドリンク「αニューロ」は筋肉の反応速度を増し、スピードに対する感覚をなくすという神経系の新薬だという。 そして、バイオコンピュータを併用することでアルザードはフィルの神経系に指示を出し、完璧なドライビンクを可能にしたと推測するのだ。FICCYに提訴するというハヤトに今日子は自分に任してほしいと頼む。 「コンピュータに操られて、ただ勝てればいいのか」と問うハヤトに、フィルは「全て捨てなければ何もつかめないヤツもいる」と答えるのだった。フィルは薬の過剰服用で既に異常があらわれていた。 改めてマシンとのありかたを考えさせられたハヤトは、クレアと修にアスラーダに乗りたいと伝える。アスラーダは、マシンとドライバーがともに戦えるパートナーだと気づいたからだ。しかし、修は自分とのマッチレースを条件に出す。ハヤトがアスラーダに乗りこむと、アスラーダは機嫌が悪く嫌味をこぼすのだった。 修は今だ錆びついていないそのテクニックでハヤトとアスラーダをブロック。ドリフトも修には通じずハヤトは苦戦する。コーナーでゼロの領域を使い、ダブルのイナーシャルドリフトをしようとした時、アスラーダがフォローミスを冒してしまう。しかし、そのミスにより空中で方向転換する驚異的なドリフトをマスター。思わぬ武器を得て修をパスし、ハヤトはアスラーダを