弁蔵(松山ケンイチ)と宗次(早乙女太一)が「壱師」を立ち上げ半年がたった。賭博に明け暮れる毎日を送る弁蔵は、若い衆に絡まれている蔵蔵(大森南朋)という男を助けて意気投合する。一方、江戸の町では新たな火盗改の頭が次々と盗賊一味を捕らえて名を上げていた。ある日、弁蔵と宗次は吉原で花魁になったおこん(菜々緒)と再会し、「10人の遊女を助けてほしい」と依頼される。その陰には甚三郎(成宮寛貴)の姿があり……