頭に拳銃を突き付けられた大久保優はその相手を見てギョッとなる。それは大久保自身だった…。悲鳴をあげて布団から飛び起きる大久保。悪夢から目覚めた直後、玄関のドアを激しく叩く音が聞こえてくる。ヤクザたちが借金の取り立てに来たのだ。大久保は返済を待って欲しいと懇願するが、ヤクザたちに恫喝され、一瞬の隙を突いて窓から逃走する。大久保が自殺を考え、橋の欄干に上がると、何者かが声をかけてくる。それは天才美容整形外科医、霧島瞬だった。