五島健助(吉岡秀隆)の後輩、三上(山崎樹範)はコトーの言葉により自分もへき地医療に携わるべく北海道の離島へと赴任した。 町外れにある古い診療所で、看護師の北見康代(キムラ緑子)の助けを借りつつ医療に取り組む三上。しかし、島民たちの命を一人で預かることへの重圧もあり、なかなか島に溶け込むことが出来ずに苦しんでいた。志木那島に着任当時の健助は一体どうだったのだろうか?と思いをはせる三上。 その頃、健助は志木那島で日々の診察に追われていた。そんなある日、健助に三上からの手紙が届いた。大学病院ではない場所でも、医師として学ぶことはたくさんある、という健助の言葉の意味が知りたくてたった一人で島に赴任してきたことを告げ、自分の現在の苦しい現状と、志木那島への着任当時の健助の気持ちを尋ねる三上。 そんな三上に対して健助は・・・。