年末、ママにたのまれた大そうじもせずに出かけてしまったのび太をさがしに行くドラえもん。どうにかのび太を連れて帰ってくるが、寝(ね)転がってマンガを読み始めてしまう。ママからそうじが終わらないとお年玉もなしだと言われ、あわててそうじを始めたかと思えば、今度は出てきたおもちゃで遊び出すのび太にあきれ果てるドラえもん。 誘惑(ゆうわく)が多すぎると言いわけされたドラえもんは、『ぼうんのうボウシ』を取り出すと、のび太の頭にかぶせる。すると、ぼうしから、雲のようなものが出てきて、こたつでマンガを読んでいるのび太の映像(えいぞう)があらわれる。 さらに、おやつを食べるのび太、テレビを見るのび太、こたつで昼寝をするのび太の映像も…。そして、それら4つの雲がひとつにまとまり、お寺の鐘(かね)のような形になったからビックリ! ドラえもんがそれをハンマーでたたいたところ、のび太がテキパキとそうじを始める。 ドラえもんによると、これでのび太の煩悩(ぼんのう)が追いはらわれたのだというが…!?