夏休み。スネ夫の家の別荘(べっそう)に、みんなでとまりに行くことになったのび太だったが、ジャイアンとスネ夫から“肝(きも)だめし”をやると言われてしまう。のび太に泣きつかれたドラえもんが『タイムテレビ』でスネ夫の部屋を見てみたところ、ジャイアンとスネ夫が、死に神の人形や、オバケのお面を手に、のび太をおどろかせる計画を立てていた…! タネがわかっていれば、こわがることもないだろうというドラえもんに、わかっていてもこわいと答えるのび太。そこでドラえもんは、小さなお墓(はか)の形をした『つめあわせオバケ』を取り出す。この中に入っているいろいろなオバケをよび出すと、いろいろな用事をしてくれるらしい。 ちょうど、げんかんでカサがなくてこまっているママを見つけたドラえもんは、つめあわせオバケのフタを外してみる。すると、中から“カラカサオバケ”が出てきたからビックリ! ドラえもんに、カラカサオバケをわたされたママは、オバケとは気づかずによろこんで出かけていく。 そして旅行当日。ジャイアンから泳げないことをからかわれたのび太が、つめあわせオバケのフタを開けると、中から“海坊主(ぼうず)”が出てきて…!?