風の強い晩に、政良(奥田瑛二)を訪ねて来た三郎(深澤嵐)という名の少年は、政良の描いた絵の男の子にそっくりだった。夏美(比嘉愛未)は驚きながらも三郎を家に入れ、ほかの子どもたちといっしょに楽しい夜を過ごす。一方、柾樹は、イーハトーブで裕二郎(吹越満)たちと語らっていた。話が父親のことになり、柾樹は「今さら父になど会いたくもない」と言うが、裕二郎は「後悔しないよう、会っておけ」と柾樹を説得する。