庭の松を懸命に手入れする夏美(比嘉愛未)を見て、中本(高橋元太郎)は夏美の真剣な思いと不思議な魅力にひかれはじめる。追い出すために指導をしてきたはずの時江(あき竹城)も、へこたれない夏美に根負けしたように、厳しいが親身な指導をするようになった。一方、彩華(白石美帆)は板場や仲居たちにも気に入られ、順調に修業を進めていた。松の手入れを終えた夏美は、時江から蔵の食器を整理するように言いつけられるが…。