夏美(比嘉愛未)は腰を痛めた番頭の中本(高橋元太郎)に代わり、庭の松の手入れに励む。一方、女将(おかみ)修業のライバル・彩華(白石美帆)は、環(宮本信子)について女将としての接客を学んでいた。地道で単調な作業を黙々と行う夏美と、優雅な物腰で接客をする彩華、どちらが女将にふさわしいかは、はた目にも歴然であった。しかし夏美は、「相手が誰であろうと女将修業は自分のためにやるものだ」と固く信じて頑張る。