加賀美屋の茶会で使う茶釜をもらいに来た夏美(比嘉愛未)を、平治(長門裕之)は追い返す。弟子の聡(渡邉邦門)の口利きで、ようやく対面しても、平治は「修業を途中で放り出すやつは気に入らん」と、夏美を相手にしない。そこで夏美は工房の玄関で座り込みを始める。一方、加賀美屋では、ひそかに様子をのぞきに来た時江(あき竹城)と伸一(東幹久)が涙の対面をしていた。夜になり雨が降りだすが、夏美は座り込みを続ける…。