伸一(東幹久)は加賀美屋の茶会で使う茶釜を平治(長門裕之)の工房に取りに行くが、弟子の作った茶釜を気に入り、持ち帰ってしまう。へそを曲げると手をつけられない平治に、加賀美屋の面々が困っていると、そこに夏美(比嘉愛未)が現われる。「もう一度女将(おかみ)修業をさせてほしい」と願う夏美だが、受け入れてもらえない。そこで「平治の茶釜をもらって来たら、修業を認めてほしい」と言い、夏美は平治の工房に向かう。