『ロッカビアンカ』の厨房で、仕入れてきた高級な鶏肉を前にご機嫌になっている江崎究(江口洋介)の元へ辰巳沙織(倉科カナ)がやってきた。沙織は遠慮がちに材料費を下げて欲しいとお願いするが、江崎は即答で断った。儲けのために味を落とすわけにはいかないと断固として首を縦に振らない江崎に、沙織は勢いで支配人命令だと言い放つ。江崎はそれならば店を辞めると言い出し、今井耕助(松重豊)と瀬川壮一(ユースケ・サンタマリア)が慌てて止めに入る。瀬川はお金は自分がなんとかすると言って、その場を収めた。閉店後、店を出てきた大塚弥生(池津祥子)は、冬樹恒彦(勝村政信)とぶつかる。知り合いに似ていると、冬樹にじっと見つめられた弥生は胸をときめかせる。弥生が去った後、冬樹は『ロッカビアンカ』の写真を撮り始めた。同じころ、沙織、今井、瀬川は赤字解消のため、ランチを始めることを決める。
あくる日、今井からランチを始めたいと言われた厨房スタッフは、仕事量が増えると不満を訴えつつ渋々了承する。そこへ江崎が入って来た。反応を恐れつつ、今井がランチの件を切り出すと、江崎は料理が倍作れると快諾する。
ある日、街を歩いていた梶信成(越村友一)と古田博巳(町田宏器)は、消費者金融店から厳しい顔で出てくる瀬川を見掛ける。2人は、沙織らが集まる休憩室でそのことを報告する。すると本宮恵理子(柴本幸)も、瀬川からの支払いが遅れることが多いと、仕入れ業者から言われたことを話す。一同は、瀬川が店の金を使いこんでいるのではないかと疑い始める。そこへ、銀行の人が来たと沙織に声がかかる。来たのは、数日前に店の写真を撮っていた冬樹だった。冬樹は、銀行の融資調査課だと自己紹介し、ローンの返済が3カ月滞っていることを告げる。瀬川とは何度か相談していたと言い、今日から3日間で店の収支状況の確認を行うという。改善の見込みがないと判断した場合は差し押さえもあると聞き、驚く沙織たち。冬樹はさっそく帳簿調査を始めるが、そこへ業者に立ち寄っていたため遅れていた瀬川が現れ・・・。
在第十話中,疑似有挪用公款之嫌的瀨川終於被洗白了,之前其種種不合理行為,全部因為他一直以自己的名義來借款幫助餐廳渡過危機,而在上一代主人倒下之前,原來的存款早已用盡。新的危機則是銀行調查員的到來,因為銀行也在懷疑這家餐廳是否有還債的能力。這話後面感動調查員的情節很突兀,畢竟成本覈算這是經濟學上的常識,特別是在現代化的調味料出現之後,傳統的口味傳承早已變化,特別所謂對於天然材料的追求已漸漸成為一種單純的身份象徵。這裡一直到最好也沒有給出合理的解決方法,僅是讓川崎用口味來說服調查員,一切都顯的底氣不足。