『ロッカビアンカ』の厨房に江崎究(江口洋介)が駆け込んできた。江崎は、通勤中に浮かんだ新しい料理のアイデアを試すために、すぐ古田博巳(町田宏器)に食材の在庫を確認する。ところが、古田の姿はなく、今井耕助(松重豊)から病気で休みだと伝えられた。実は数10分前、仕込みをしていた古田に対して、木村数馬(八嶋智人)と梶信成(越村友一)は仕事が遅いと叱っていた。その際、“足手まとい”と言われ、傷ついた古田は店を飛び出してしまったのだ。焦った2人から相談を受けた今井は、閉店後に説得に行く約束をした。そして、古田が戻り辛くならないように江崎や他のスタッフたちには病欠だと言ってごまかすことにする。
44歳で現役を続けているサッカー選手の黒木春人(東幹久)が来店した。黒木はざわつく周囲の声を気にとめることなく、先に来ていたテレビ局のスタッフと合流する。そこへ、料理長から直接おすすめ料理を聞きたいという要望を受けた江崎がテーブルへやって来た。閉店後、江崎と黒木は食事に行くことになった。黒木から誘われて一緒に来た辰巳沙織(倉科カナ)は、そこで2人が20年来の知り合いで、イタリアで出会ったと聞く。小さなクラブチームの練習生だった黒木と、小さな食堂で見習いとして働いていた江崎は意気投合して仲良くなったという。そんな中、沙織は大塚弥生(池津祥子)から頼まれていたサインを黒木にお願いする。すると黒木は現役最後のサインかもしれないと言い、現役を引退して解説者になると明るく話す。そんな黒木を見ていた江崎は・・・。
同じころ、今井は古田を家の近所の喫茶店に呼び出していた。木村と梶が隠れて話を聞く中、今井は古田の説得を始める。
古田來Roccabianca實習已有一年了,但是一直不得工作要領,始終還是在刷碗的位置上。某天,由於動作慢被數馬和尾給訓斥了。並且由於數馬的一句「真是礙手礙腳」古田爆發了,大喊著飛奔出店。感到自己有責任的數馬和尾,試圖要修復關係。另一方面,江崎的老友足球選手黒木來來店與江崎相遇。兩人20年前在意大利一間小餐廳和一間小食堂各自實習過,比較情投意合。閉店後,黒木邀請江崎和紗織一起吃飯。第二天,被今井說服而回來的古田,向江崎提出要求換一個工作位置,江崎卻說「如果不想刷盤子就辭職吧」。