2020年12月6日未明、小惑星リュウグウへの往復6年の旅を終え、探査機「はやぶさ2」が地球に帰ってきた。今回、困難な条件の下、史上初となる2回の着陸と小惑星表面のクレーターを作ることに成功。「生命の材料」が含まれると考えられる小惑星の「砂」をカプセルに採取、地球に無事届けた。はやぶさ2は地球を離れ、11年かけて前人未到の小惑星に向かった。栄光の軌跡と私たちに何をもたらすのかに迫っていく。