古波蔵ハナ(平良とみ)、恵尚(ゴリ)、恵里(国仲涼子)、恵達(山田孝之)。東京に暮らす家族全員が沖縄料理店「ゆがふ」に集まった。そこでおばぁが初めて東京に来た頃の思い出を語る。十九の頃、おばぁは東京出身の男性とお付き合いしていた。ところが男性が東京に転勤になり、どうしても会いたくなったおばぁは船で東京へ向かう。だが男性は親が決めた相手とすでに籍を入れていた。帰りの船で、おばぁは一生の伴侶と出会う。