夜の公園で島田大心(北村和夫)が恵里(国仲涼子)に自らの過去を明かす。実は島田は外科医だったのだが、長年連れ添ってきた妻の心臓手術に失敗してから、精神的に医師を続けることができなくなったのだという。その医師としての経験から、島田は恵里に看護師がいつかは人の死に向き合わなければならない職業だ、と忠告する。恵里はそれでも自分が看護師を目指すのは運命だと、和也の死に直面した過去を語りだす。