小浜で小草若と再会した喜代美は「大阪に戻ってほしい」と頼みますが、小草若は「草々が草若を襲名したらいい」と言うばかりです。そのころ大阪では、小草若を連れ戻しに行こうする草々を、四草が体を張って止めていました。そこには、出来の悪い小草若に対する四草なりの深い愛情があったのです。一方、喜代美の叔父・小次郎は、巨大塗箸(ぬりばし)のイベントに向けて、思わぬことをたくらんでいました。