二度目の高座で、ようやく客に笑ってもらうことができた喜代美。同じころ、兄弟子・草々と喜代美の同級生・清海の二人は、清海のマンションで雨にぬれた服を着替えていました。小浜からやってきた清海の兄・友春と同級生の順子は、草々と清海の関係を疑いますが、二人は否定します。翌日、順子は久しぶりに喜代美と再会し、「何があっても天災と思って乗り越えて」という言葉を残して去っていきます。