初高座の失敗の痛手を乗り越え、再びけいこに励む喜代美。師匠の草若は「もう一度、人前で『ちりとてちん』を演じる自信がついたら、出たらいい」と言います。一方、小浜では、母の糸子が喜代美の身を案じて、百日参りに励んでいました。二か月が過ぎ、二度目の「寝床寄席」が開かれる日がやってきます。喜代美は出ないことになっていましたが、そうとは知らない同級生の清海が見に来てしまいます。