喜代美の初高座当日。フリーライターの奈津子ら一同が見守るなか、喜代美は前座として一番手で高座に上がろうとしますが、緊張のあまり前に進めません。しかしそこに、喜代美の身を心配した母・糸子が小浜から駆けつけてきます。自分が気後れしていることを見透かされた喜代美は、母への反発から思わず高座に上がることができました。ところがおじぎをしたものの、肝心の言葉が出てきません。