福井の小浜から再び大阪に戻った喜代美。草々は師匠の草若に、もう一度落語に取り組んでもらおうとしますが、草若は一切、取り合いません。喜代美はそんな草々のために落語会を開くことを思い立ち、落語通の磯七に相談に行きます。しかし磯七は、「落語会を一人で開くのは無理だ」と言い、かつて4人の弟子がいたころの徒然亭(つれづれてい)一門の話を始めます。