祖父・正太郎の命日、箸(はし)工房で草々が披露した落語は、とげとげしかった家族の雰囲気を久しぶりに和らげ、父・正典と叔父・小次郎も和解することができました。改めて草々への思いを感じる喜代美。折りしも、弟の正平は、喜代美が聞き続けていた祖父の落語テープの修理に成功します。ところが、10年の時を経て再生されたテープの声に、草々が激しく動揺します。