祖父・正太郎と父・正典が正面から衝突し、祖父は「和田の塗箸(ぬりばし)は、わしの代でおしまいや」と言います。喜代美は二人を仲直りさせたい一心で、和解のための宴(うたげ)を用意しようとしますが、台所をめちゃくちゃにしてしまいます。その姿を見た父は意を決して初めて自分から頭を下げますが、祖父は許そうとしません。そんなある日、喜代美は清海の父・和田秀臣と出会います。