天才女性シェフが学校給食に挑戦する姿を描く。三ツ星レストランの総料理長を務めていた星野光子(天海祐希)は、オーナー・篠田(小泉孝太郎)とトラブルになり、店をクビになってしまう。なかなか次の店が決まらない光子だったが、テレビ局のプロデューサー・矢口(友近)と出会い、番組の企画で学校給食を作ることに。最高級の料理を作ってきた光子にとって簡単なことだと思われたが、徹底された給食作りのルールにあぜんとする。さらに、プライドの高い光子は、栄養士の荒木(遠藤憲一)らと衝突してしまう。
給食作りに本腰を入れ始めた光子(天海祐希)だが、栄養士・荒木(遠藤憲一)らの徹底されたルールを前にがくぜんとしてしまう。そんな中、三つ葉小学校の調理師補助として高山晴子(川口春奈)が働き始める。さらに、試行錯誤を繰り返して給食作りに挑む光子の元に、新しいレストランのオファーが飛び込んでくる。
試行錯誤の末に作った光子(天海祐希)の給食は、子供たちから「おいしい」と言ってもらえるようになり、その様子がテレビで放送される。そんな中、光子と栄養士の荒木(遠藤憲一)らは「親子給食会」における味付けを巡り再び衝突。荒木が大人と子供の味覚の違いを訴える一方で、光子はある食材にたどり着く。
光子(天海祐希)は、「自分の店を出す」と言って屋台の店を造り始める。しかし、食材を求めて市場を訪れるも、目当ての食材は篠田(小泉孝太郎)がオーナーを務める「ラ・レーヌ」に売約済だった。その後、無事に開店した光子の屋台は、たちまちテレビで話題に。そんな中、栄養士の荒木(遠藤憲一)の前に篠田が現れる。
光子(天海祐希)は、自ら造った屋台であるメニューを提供することを決意する。しかし、篠田(小泉孝太郎)の差し金により、希望の食材を調達できずにいた。一方、荒木(遠藤憲一)ら給食室の面々も、台風の影響による野菜の高騰に頭を抱えてしまう。そこで、小松(荒川良々)が元力士ならではの策を思い付く。
光子(天海祐希)の屋台はようやく軌道に乗り始め、連日多くの客が押し寄せるようになる。一方、「ラ・レーヌ」の新店舗「ネオ・ビストロ・ラ・レーヌ」のオープン日が迫り、オーナーの篠田(小泉孝太郎)は光子の屋台を気に掛ける。そんな中、光子と晴子(川口春奈)は、あるメニューのレシピを巡り口論となる。
光子(天海祐希)は屋台の繁盛を喜ぶが、その一方で「鴨のコンフィ」以外のメニューも提供したいと考えるようになっていた。また、光子の屋台と「ネオ・ビストロ・ラ・レーヌ」の成功に、早紀(友近)はオーナー・篠田(小泉孝太郎)と光子の直接対決を期待する。しかし、篠田は新たな策略をすでに考えていた。
全校児童へのアンケートで人気の高いメニューから荒木(遠藤憲一)が献立を作る、「リクエスト給食」の日がやって来る。児童も楽しみにするイベントで、光子(天海祐希)ら給食チームも張り切っていた。そんな中、学校の水道管に異常が見つかる。保健所の職員による水質検査の結果、水の使用が禁止されることに。
「ラ・レーヌ」では、年末にあるレストランの評価決定を前に、三ツ星を維持することに大きな注目が集まっていた。そんな中、奥寺(豊原功補)は光子(天海祐希)の作った新作レシピのコツを聞きに行こうと考える。一方、学校では地産地消の給食が求められるが、提供されたのは子供の嫌いな野菜ばかりだった。
三つ葉小学校の給食調理室の老朽化を受け、給食を自校式から給食センターによる提供に移行する可能性が浮上。それを知った荒木(遠藤憲一)ら給食室のメンバーは猛反対する。そこで、荒木は一般市民にもアピールしようと給食のイベントを開くことに。そんな中、光子(天海祐希)の元にある人物が現れる。