新型コロナウイルス第3波によって、全国で患者の“入院難民”が発生している。日本で医療崩壊が真っ先に危惧された北海道では1月、ベッドや医師・看護師など人的資源をコロナ治療にとられ、一般患者がたらい回しにあうという事態が起きていた。救うべきはコロナ患者なのか、がんや心臓病など一般患者なのか? 札幌の中核医療を担う救急病院の1か月に密着、究極の選択を迫られた救急医療に携わる医師たちの苦悩を描く。[NARR](C)NHK/パオネットワーク