鷹宮真(松嶋菜々子)は政財界に強い。なぜ、真がそのようにネタが取れるのか、政治担当の久瀬光彦(渡辺いっけい)のみならず他局の報道スタッフにも分からない。実は、それには彼女の経歴のみならず父親の存在も大きく関係していた。そんな中、真は父の友人である元駐米大使・梁瀬郁夫(佐原健二)から結婚相手として三屋洋介首相補佐官(鶴見辰吾)を紹介される。だが、真と三屋のデートは写真誌にすっぱ抜かれ、体を使ってのネタ取りと書かれてしまった。重役たちに叱責された真は、局が被った損害は必ず仕事で返すと約束する。 真には、自信のあるネタがあった。田辺一徳建設交通大臣(石田太郎)の汚職疑惑だ。しかし、永瀬洋海(福山雅治)や古袋博(佐々木蔵之介)は、カッチン(パパイヤ鈴木)と一緒に合コンばかり。久瀬もこれといった情報を取ってこない。