夏も終わり、秋の気配もし始めたビーチ。盛況だった渚2号も今日を限りの店じまいとなった。広海(反町隆史)も海都(竹野内豊)も春子(稲森いずみ)も寂しさは隠せない。勝(マイク眞木)は、すっかり店じまいを終えた広海、海都をテントと食料持参であるところへ連れ出す。それは、海を見おろせる小高い丘で、勝にとっての大切な場所だった。滅多に人を連れてこないこの秘密基地に二人を招き、今夜は男だけで語り明かそうというのだ。その頃、真琴(広末涼子)は、置いてけぼりにされた事に怒り、進路相談のことで悩んでいた。親と一緒の三者面談、春子は、東京にいる慶子(田中好子)に来てもらえば良いと言う。春子の一言に後押しされた真琴は、慶子に電話して、一緒に面談に臨むことになった。そうとは知らない勝は“ダイヤモンド・ヘッド”に戻り、慶子の姿を見て驚く。それが真琴の決めたことと知り、複雑な思いに・・・。