Ii hiked crackdown on those in reverence for the Emperor and the exclusion of foreigners, and Muraoka, who serves the head of Konoe family in Kyoto and attended Tenshoin’s wedding as her mother, was imprisoned. Trying to save Muraoka, Tenshoin sends her a white kimono which she wore at her wedding. Clad in the kimono, Muraoka pressures the interrogators by telling to whom the white kimono belonged and successfully proves her innocence. Meanwhile, Ikushima tells Tenshoin her intention to resign.
井伊(中村梅雀)による一橋派への取り締まりは、いっそう激しさを増していた。家茂(松田翔太)は天璋院(宮﨑あおい)に、井伊のしていることが正しいのか間違っているのか分からないとこぼす。母として息子を元気づける天璋院を、幾島(松坂慶子)はほほえましく思いつつ、少し寂しげに見つめていた。弾圧の嵐が吹き荒れる中、天璋院の母親代わりとして将軍家への輿入れに力を尽くしてくれた村岡(星由里子)にも魔の手が迫っていた。天璋院は村岡を救ってくれるよう家茂に頼もうとするが、私的な理由で将軍に願い事などしては井伊の思うつぼであり、家茂の立場も危うくなると滝山(稲森いずみ)にいさめられてしまう。村岡への取り調べの日が迫る中、天璋院は幾島にあることを命ずる。幾島は単身、囚われの村岡の元へ向かった。そして取り調べの日、村岡は白い衣を身にまとって現れる。それは天璋院が婚礼の時に着た衣装だった。その凛とした姿と天璋院の威光に役人たちは恐れをなし、村岡は厳しい取り調べを切り抜ける。無事役目を果たした幾島は、天璋院に暇をいただきたいと告げる。そして、自分の教えることは既に無く、己の勤めは終わったのだと語りはじめる…。