つまらぬことから辰五郎(北島三郎)とはでな夫婦喧嘩を演じたおさい(春川ますみ)は、そのまま家を飛び出し、知り合いの舟宿「川端」に身を寄せてしまった。おまち(岐邑美沙子)からこの話を聞いた吉宗(松平健)は、わざわざ「川端」まで出向き、家にもどるようおさいを説得したが、おさいはどうしてもウンといわない。そればかりか、「川端」の客で岸和田藩江戸家老・長沼重右衛門(河津清三郎)から、江戸屋敷にきて、四、五日奥女中たちの話し相手になってほしいと頼まれると、深く考えもせず、これを引き受けてしまったのだーー。【以上、KBS京都 広報資料より引用】【役名(演技者)】徳川吉宗(松平健)、大岡忠相(横内正)、辰五郎(北島三郎)、加納五郎左衛門(有島一郎)、おさい・お藤[二役](春川ますみ)、龍虎(龍虎)、おその(夏樹陽子)、おまち(岐邑美沙子)、大月半蔵(和崎俊哉)、常(阿波地大輔)、鉄(井上茂)、久(谷崎弘一)、岡部大和守信之(佐久田修)、長沼重右衛門(河津清三郎)、八重(賀田裕子)、泉州屋八兵衛(守田比呂也)、老女(小柳圭子)、お春(司みのり)、お茂(林順子)、長沼の家臣(藤長照夫)、手代(壬生新太郎)、若侍(佐野浩)。