警察に連行された佐倉春男(阿部寛) は、 釈放されると村上康史(遠藤憲一) のパン屋に向かう。 ガラス越しに店内を見ただけで帰った春男を康史は手切れ金 50万円入った封筒を手に追いかけた。 再び真理子(紺野まひる) に渡っていたはずの800万円の行方を問うも知らないの一点張りの康史に、 春男は封筒を受け取らず去っていく。 同じ頃、 パンのデザインを頼まれて絵を書いていたさち(大橋のぞみ) は、 春男を思い出し笑顔を浮かべていた。