回復した栄造(江原真二郎)は佐緒里(かとうかずこ)に、沢朗(寺尾聰)を職人として解放してやれと言う。沢朗にも工場を手伝うことより大曲の花火競技会で優勝することが何よりの恩返しだ、と送り出す栄造。一国(竜雷太)にその話を聞き、こころ(中越典子)は驚く。競技会の日、突然、佐緒里が「きよ川」を訪ねて来た。佐緒里は美佐子(伊藤蘭)に、沢朗がさらなる花火修業のために旅立ったことを伝える。