若手弁護士‧若松まどか(玄理)のもとに、友人の水元沙耶(秋元才加)が結婚詐欺にあったと駆け込んでくる。マッチングアプリで知り合った男性に300万円を騙し取られたという。沙耶を救うため、まどかは弁護を引き受けるが、相手側の弁護士‧小田切渉(福士蒼汰)は、“法曹界のソドム”と呼ばれる“詐欺師専門”の切れ者。「ソドム」とは退廃や悪徳の象徴とされる言葉で、その名の通り悪徳弁護士として有名な強敵だった――!
篠崎誠(でんでん)が事務所を閉じることになり、若松まどか(玄理)は新たな事務所へ。だがそこは詐欺被害者を弁護したいまどかにとって、最も許し難い相手‧小田切渉(福士蒼汰)がいる事務所だった。さらに弁護士を目指すきっかけになった女性が、渉の母‧翔子(高岡早紀)だと判明。そんな2人が思いがけずコンビを組むことに――。その矢先、渉のもとに特殊詐欺に関わった大学生‧久保寺治(佐藤龍我)の弁護依頼が舞い込む。
小田切渉(福士蒼汰)に、ガン治療専門の医師から弁護依頼が。患者の娘に訴えられたのだ。このクリニックは、認可前の怪しげな治療を行い費用も超高額、という明らかな詐欺クリニックだった。穏便に済ませたい医師は和解を望むが、社会的制裁を望む患者の娘に拒否され、交渉は決裂。渉は次の手を考える。
小田切渉(福士蒼汰)はついに、失踪していた父‧宏(勝村政信)と再会する。だが宏は「私は一体誰なんだ!」と激高。なんと記憶喪失になっていた。病院関係者に経緯を知っている者はいない。入院費用の振込元も調べてみたが、架空の慈善団体で…。14 年前に一体何があったのか?真相を探る中、裏口入学と引き換えに1千万円を騙し取ったと訴えられている、教育コンサルタント‧井手口法子(石野真子)から弁護の依頼が舞い込む。
小田切渉(福士蒼汰)の身辺が慌ただしくなってきた。青柳孝介(古川雄輝)の取材で、14 年前、宏(勝村政信)が翔子(高岡早紀)の事務所からUSBを持ち出したことが判明。さらに青柳の差し金で渉の暴露記事が週刊誌に掲載されてしまう――。そんな中、“美のカリスマ”美作あかり(真飛聖)から弁護依頼が。出資金詐欺で訴えられているが悪びれる様子もない。渉は珍しく依頼を断るが、あかりの思わぬ一言で状況は一変する。
“牧師”とされる男をようやく発見するが、既に絶命していた。14年前の事件を追う手立てがなくなり、悔しさを滲ませる小田切渉(福士蒼汰)からは、すっかり覇気がなくなってしまう。心配した八雲カイ(加藤清史郎)らから「どうにかして欲しい」と懇願された若松まどか(玄理)は、渉に自分の案件を手伝わせることに。被害者は五条紀明(竹中直人)が経営する老人ホームの入居者で、養子縁組を利用した詐欺被害に遭ったという。
津田山=牧師は五条紀明(竹中直人)だった!すべてに気づいた若松まどか(玄理)は、五条に拉致され人質に。まどかからSOSの連絡を受けた小田切渉(福士蒼汰)は慌てて五条の会社へ向かうが、救出できないまま追い返されてしまう。そんな折、宏(勝村政信)から記憶が蘇ったとの連絡が――。14年前に一体何があったのか?宏が渉に告げた驚愕の真実とは!?己の正義のため、まどかを救うため、渉は五条を地獄の炎で焼き尽くす!