遡ること20年。 日本の家庭に欠かせない日用品を数多く手がけている花王から画期的な飲料が発売。「体脂肪に効く」を掲げ、消費者に訴求し、お茶として初めて特定保健用食品となり大ヒット。そのお茶の名は「ヘルシア緑茶」 始まりはたった一言、「健康に良い食品を作れ」。この時はまだ、飲料ということさえも決まっていなかった。飲料開発の経験がなかった彼らは、いかにして内臓脂肪を減らすお茶を生み出したのか。 さらに予想以上に高かった特定保健用食品の壁。その苦労は効果を示すことだけにとどまらず、パッケージやキャッチコピーにも及んだ。 ヒット商品の舞台裏にはさまざまな開発の苦労と販売戦略が!? MC:カズレーザー(メイプル超合金) <関係者> 近藤めぐみ(元フード&ビバレッジ事業部開発) 高津英之(ヘルス&ウェルネス研究所グループリーダー) 花岡幸司(ヘルス&ウェルネス研究所シニア) 柳田雄一(ヘルス&ウェルネス事業部 ヘルシアブランドマネージャー)