ヤマト (前田拳太郎) とカケル (柏木悠) は幼馴染で親友。容姿端麗で成績優秀のヤマトはよく女の子から呼び出されて告白されるがいつも断ってばかり。一方のカケルは、成績はイマイチで平凡。しかし穏やかで明るく周りにはいつも誰かがいる。ヤマトはカケル以外に友達はいないどころか、同級生の男子からは無愛想なやつだと思われていた。そんなヤマトを人見知りなだけだとフォローするカケル。本当は優しくて何でもできるヤマトの良さをみんなにも知ってもらいたいとカケルは常々考えていた。 そんなある日、カケルはテストで赤点を取ってしまい居残ってプリントをするハメに。ヤマトはそんなカケルに問題の解き方を教えていく。無事プリントも終わり教室で2人で話していると、ヤマトは「好きな人はいないの?」とカケルから聞かれ暫し考えるも、「カケル」と答え……。 ヤマトの気持ちは露知らず、クラスメイトの紹介で他校の女子高生と合コンをすることになったカケルは、他のクラスメイトとも仲良くしてもらいたいという思いからヤマトを誘うことに。ヤマトはカケルがそんなに彼女が欲しいのかと気になりつつも、カケルが心配だからと合コンに参加することになるが……!?
幼馴染が好きなタイプだというヤマト (前田拳太郎) のことが気になり、カケル (柏木悠) は今まで通りにしようと思いつつもどこかよそよそしい感じになってしまう。そんな中、カケルが仲立ちとなり、ヤマトはカケル以外の友達とも接するようになっていた。だが、カケルが合コンのときに知り合った子との関係を周囲に騒がれているのを聞き、嫉妬からヤマトはスタスタと帰ってしまうのだった。 放課後、ヤマトの家に遊びにきたカケルとゲームをする2人。楽しい時間のはずが… 黙々とプレイするヤマトのせいで会話は皆無、まるでお葬式のような雰囲気。耐えきれなくなったカケルは、なぜか不機嫌そうなヤマトの顔を自分の方に無理矢理向けたのだが、2人の距離が想像以上に近くなってしまい……。 翌日もどこかギクシャクとしたままのヤマトとカケル。気まずいながらもカケルに話しかけようとしたヤマトは、1年生の女子から告白の呼び出しを受けてしまう。カケルがヤマトの帰りを待っていると、クラスメイトの男子たちがやってきて、話の流れはヤマトの悪口に。だが、ヤマトの良いところをたくさん知っているカケルはそれを真っ向から否定するのだった。やがてカケルは、自分がヤマトのことばかり考えていることに気づき……。
カケル (柏木悠) の一挙手一投足にドキッとしてしまうヤマト (前田拳太郎) は冷静を装いながら、行き場を失くした想いに苦しんでいた。自分が抱えている気持ちの行末を気にしてどこか思い悩む様子のヤマトを、保坂 (松本怜生) が意味深な表情で見つめており…。 母親に頼まれて買い物に付き合っていたカケルは、たまたまショッピングモールに来ていた茜 (中井友望) に声を掛けられる。母親に妙な気の使われ方をされ、茜と2人きりになるカケル。茜と話しながらぶらぶらしていたカケルは、いつの間にかヤマトのことを考えていた。 同じ頃、ヤマトは妹のミコト (紺野彩夏) と一緒にカフェにいた。パンケーキを頬張るミコトが突然、ヤマトはカケルのことが好きなんじゃないかと言い出す。ミコトの鋭い指摘に慌てるヤマトだったが、話の途中でカケルと茜が2人きりでいる姿を偶然見つけてしまう。 カケルの手を取り、人気のない場所に連れて行くヤマト。ヤマトは嫉妬にかられて感情のコントロールが追いつかない。そして感情を抑えきれないヤマトは、カケルを思わず抱きしめてしまい…。
目前に迫る修学旅行、ヤマト (前田拳太郎) とカケル (柏木悠) は同じ班の藤野 (田中偉登)、保坂 (松本怜生)、天宮 (百瀬拓実) と一緒にどこに行きたいかと話し合っていた。急にカケルを抱き寄せたことなどなかったかのような態度で接してくるヤマトに、カケルは悶々とした気持ちを抱えている。自分の気持ちのやり場を見つけられずにいるカケルだったが、一方のヤマトも平静を保つのに精一杯だったのだ。みんなに遠慮して言わなかったが、実はヤマトが嵐山の渡月橋に行きたかったと聞き、カケルは2人で嵐山に行く約束をする。 ついに始まった修学旅行。ヤマトは無邪気な笑顔を見せるカケルの姿を見て、自然と微笑みが浮かぶ。そんな中、カケルたちは同じく修学旅行にきていた茜 (中井友望) たちに遭遇し…。 その晩、夕食を食べすぎたカケルはひとり外に出ると、星空があまりにキレイで思わずヤマトを呼び出す。2人の話題は、幼い頃一緒にキャンプをしたときのことに。カケルの言葉に救われ、ヤマトがカケルの存在を大切に思う出来事だった。
咄嗟に隠れた布団の中で密着することとなってしまったヤマト (前田拳太郎) とカケル (柏木悠)。互いの心臓の音が聞こえる距離で緊張するヤマトだが、思わず動いたカケルを引き寄せてしまい…。 翌日、ヤマトとカケルは路上で藤野 (田中偉登) を待っていた。カケルは、女子からヤマトにお守りを渡して欲しいと頼まれていたことを思い出し渡すと、ヤマトは突然不機嫌に。するとそこへ藤野が茜(中井友望)たちを連れてヤマトとカケルの元へ。藤野は、カケルと茜を2人きりにしようとヤマトに提案してきたのだ。ヤマトと自由行動を回る約束をしているとカケルは気にするが、ヤマトに冷めた態度で断られてしまう。 別々に行動することになったヤマトとカケルだったが、ヤマトはみんなの輪から外れ一人嵐山にいた。たまたま通りかかった保坂(松本怜生)たちに絡まれ、ヤマトは事情を説明するが、カケルへのヤマトの煮え切らない態度を見かねた保坂に核心をつかれ言い合いになってしまう。 一方のカケルは、茜と一緒に回るも、ヤマトのことばかり考えてしまい上の空。そんな中、間違えて持ってきてしまったカケルへの思いが詰まった書き込みいっぱいのヤマトのガイドブックを見て――!?
キスをされてついにヤマト (前田拳太郎) の本当の気持ちを知ることとなったカケル (柏木悠) だったが、当のヤマトは高熱のため意識を失いそのまま寝込んでしまう。修学旅行を終えて学校が始まってもヤマトの姿はなく、カケルが送ったLINEにも塩対応の返信があるだけだった。 ファーストキスを奪われ悶々とするカケル。保坂 (松本怜生) と一緒にお見舞いに行くことになるが、ヤマトがキスや告白のことを覚えていないと知り、ショックのカケルは部屋を駆け出してしまう。 一方、カケルに避けられ落ち込んでいたヤマトは、保坂から修学旅行で起こったことの顛末を聞く。全てを思い出したヤマトは、カケルを連れて屋上へ行き、改めて自分の気持ちを伝えようと話し始める。それを聞いたカケルの答えは…。 ヤマトの誘いでデートに行くことになった2人。楽しい時間を過ごしていたが、あることがきっかけで自分のどこがいいのかと、カケルは自信をなくしてしまい…。
ヤマト(前田拳太郎)はついに自分の想いを伝えるも、自分に自信が持てないままのカケル(柏木悠)。気持ちがうまく伝わらないもどかしさから、カケルを怖がらせてしまったことをヤマトは謝れずにいた。 一方、ヤマトとどう話していいか悩みながらも、とりあえずヤマトの家まで来たカケル。するとそこへ近所のお祭りに行こうと出てきたミコト(紺野彩夏)に会い、カケルは自分に自信が持てないことをミコトに相談する。そこへ、ヤマトがやってきて…。 境内で2人きりになり、ヤマトは改めて自分の想いとカケルの嫌がることはしないことを伝えるのだが、カケルの返事はヤマトにとって意外なものだった。 そんな中、学校ではクリスマスを前にカップルを作るべくお菓子を贈る、伝統の告白イベント“向坂デー”が目前に迫っていた。それを知りヤマトにお菓子を渡そうか悩むカケルは、意を決して… !?
告白イベント“向坂デー”が終わり、校内はカップルで溢れかえっている。そんな中、カケル(柏木悠)はヤマト(前田拳太郎)にクリスマスイブの予定を聞き、「デートのやり直しがしたい」と伝える。カケルは、そこでヤマトに自分の気持ちを伝えようと心に決めるのだった。 クリスマスイブ当日、ヤマトはカケルとの待ち合わせ場所に向かっていると、愛(金子みゆ)がしつこくナンパされているのを見かけてしまう。そのまま通り過ぎようとするも、助けてしまったがために愛にお礼がしたいと強く押され、カケルとの待ち合わせ場所までついてきてしまった。 明らかに不機嫌そうなカケル。愛に2人の関係を聞かれ、ヤマトが「幼馴染」と答えると、カケルは逃げるようにその場を後にしてしまうのだった。そんなカケルを追いかけたヤマトは、今にも泣き出しそうな顔をしたカケルからついにその本心を聞くこととなり…!?