憧憬が深すぎるが故に、溝呂木舜に盗作の事実を直接突き付けた編集者の辻真琴。隠蔽の交換条件として溝呂木のめい・コヨミ(平祐奈)を要求するも、いざ彼女を目の前にすると、その真摯な想いと自分の行動の愚かさに泣き崩れてしまう。藤乃朱の死の真相に迫る刑事の望月剛と海馬芳嗣は行方不明の大学生・秋山富士子=三木桜の住むアパートに富士子の兄・徹(アベラヒデノブ)とともに訪れるが、そこは既にもぬけの殻で……。