自身の才能の枯渇におびえる作家・溝呂木舜は、三木桜が持つ原稿を手に入れたいあまり、彼女の誘惑に負け、体を重ねてしまう。一方、刑事・海馬芳嗣(武田航平)は藤乃朱の死に疑問を抱き、調査を進める。顔のつぶれた死体だけでは、死んだのが本当に朱かどうか判断できない。朱と桜は同一人物ではないのか……。では、死んだのは一体誰なのか……。朱と桜とつながりのある唯一の人物、溝呂木への疑惑が色濃くなる……。