信夫は打ち取った首を前に高笑いするが、夜になっても寝室に置きっぱなしで段々怖くなってくる。柴田に持って行くように頼むが断られる。明智には侍女から苦情が出ていると普段の行状をたしなめられ、更に言った、言わないで柴田と大喧嘩になる。翌日、前言を翻さない柴田は切腹の命を受け、明智がとりなそうとするが信夫と柴田は武士の威信をかけて互いに後に引こうとしない。