集中治療室で眠る健次郎(國村隼)のそばに付き添う町子(藤山直美)のところへ、東京からやっと晴子(田畑智子)が駆けつける。一方、眠っている健次郎は、前妻の澄子が亡くなったころの夢を見ていた。作家であり幼い子どもたちを残して亡くなった澄子の告別式にたくさんの作家仲間が集まる。そして澄子がいなくなったあとの徳永家では幼い隆(土井洋輝)が澄子を恋しがったり、健次郎は子どもたちの相手でてんやわんやに…。