過労で倒れた町子(藤山直美)の初めての入院生活。夜中に目覚めた町子はスタンドライトがまぶしく顔に白い手ぬぐいをかけていると、駆けつけた純子(いしだあゆみ)が勘違いして泣き崩れる。仕事は忘れてゆっくり眠る町子の夢に、またもや亡き父・徳一(城島茂)と祖父・常太郎(岸部一徳)が現れ、そこに健次郎(國村隼)も加わって町子の話題で盛り上がり飲みに行ってしまう。引き止める町子だが、その声は3人には届かない…。